期待しないブログ

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2017 牡馬クラシック

本命不在

スプリングSで2歳王者サトノアレスが敗れたことによって、さらに混沌としてきました。混沌感の原因は、大物感をかもしだす馬が見当たらないことにあります。

近年でいうと、京成杯弥生賞を連勝したマイネルチャールズが1番人気となった2007年、朝日杯を敗れたものの弥生賞を勝って巻き返したサダムパテックが1番人気となった2011年のような空気です。

しかしながら、2007年はディープスカイNHKマイルとダービーの変則2冠を、2011年は皐月賞で4番人気だったオルフェーヴルが見事にクラシック3冠をとったように、遅れてきた大物がいる可能性は十分にあります。今年はソウルスターリングファンディーナウオッカするパターンかもしれませんが。

有力馬

  1. レイデオロ
    3戦無敗、祖母がディープインパクトの半姉のレディブロンドという良血馬で、本命はこの馬でしょうか。サンデーの血が入っておらずぜひキンカメの後継種牡馬となってほしいところですが、ここ5年間の1-3着馬はすべてサンデーの血が入っています。しかし、さかのぼっていくと7年前に3着したのちのダービー馬エイシンフラッシュは父キングマンボ系ですし、母父は昨年のディーマジェスティをはじめとして皐月賞とは相性がいいロベルト系です。不安点としては、G2昇格したホープフルS組がさっぱりなこと、さらにホープフルSからのぶっつけで、藤沢調教師が皐月賞にどれだけ照準を合わせているのか不透明なところです。
  2. カデナ
    ディープ×フレンチというニックスに加え、ラジオN杯から弥生賞を連勝ということでとくに文句のつけようがないように思うのですが、残念なまでにレース内容がパッとしません。弥生賞は1番人気で勝ったにもかかわらず、レース後には史上最低の弥生賞、とも言われました。また百日草特別では有力牝馬のアドマイヤミヤビに敗れています。ここからもう一段のギアを見せられるかどうか、といったところでしょうか。

  3. スワーヴリチャード
    おそらく人気的にはレイデオロとカデナに拮抗するところまでいくのではないでしょうか。大物感としては上の2頭よりも高く評価する人も多いかもしれません。血統的にもハーツにアメリカ血統の組み合わせは、これまでのハーツ産有力馬にあてはまります。若葉Sを勝ったアダムバローズも同配合です。

  4. ペルシアンナイト
    マイル路線からの参戦ながら、これまで5戦とも断然の人気を集めてきて、前走の勝ちっぷりも鮮やかでした。ハービンジャーゴールドアリュールの全妹という血統をどう考えるかですが、父ハービンジャーベルーフプロフェット京成杯を制しているように、中山2000は実績があります。あとはニキーヤの系列で芝の重賞勝ちはこの馬がはじめて、というところですが、この馬にはハービンラインの継承を期待してしまいます。

  5. ウインブライト
    マイネル系統であまり人気はしなさそうですが、父ステゴというとやはり期待してしまいます。母父アドマイヤコジーンというところでも人気を落としそうですが、母父バクシンオーが長距離王道を制覇する時代ですので、あまり気にしないでもいいかもしれません。人気の程度によっては本命にしたい1頭です。

  6. クリンチャー
    台風の目となりそうなのはコイツでしょうか。父ディープスカイは見事なコケっぷりながらダート種牡馬として巻き返してきました。この馬は低評価ながら未勝利、OPと連勝で皐月賞出走が見えてきました。母父BTということでも期待できます。クラシックのどこかで馬券にからんでほしいです。